2024.01.07

新年一月　坐禅会　１

本日は令和六年最初の坐禅会でした。

午前六時三十分から、六名の方がご参加下さり共に一時間三十分ほど坐禅をしました。

元日には能登半島大震災が発生してしまい、二日には羽田空港での飛行機事故もあり、年明け早々に不安な世情に心を痛めてしまいました。

坐禅は自分に立ち返ることが出来ます。心の波を、穏やかにさせます。

濁った水が入ったコップを見ると、向こう側は見えません。

ところが、コップをしばらく置いてあげると水の濁りは沈殿して次第に向こう側が見えるようになります。

我が心も同じかもしれません。不安や慌ただしさの中にいると、良く現実が見えずに自分も見つめることが出来ません。

生き抜くには「息き抜く」必要もあります。

ゆっくりと、心を落ち着けさせる時間は必要だと感じた坐禅会でした。