2025.01.12

一月　坐禅会　２

本日は早朝6時30分から坐禅会でした。

三連休の中日、また寒い中でしたが5名お集まりくださり一時間三十分ほど読経と坐禅をして頂きました。

坐禅会の初めは本堂内を暖めておりますが、坐禅が始まる時に暖房を切ります。

余計な騒音と、科学的な空気を遮断するためです。

本堂内に流れる清々しい空気と、真剣に自分に向き合い坐禅をする雰囲気が満ちてきます。

開始後一時間が過ぎる3炷目（3回目）になると、本堂内はだいぶん寒くなりますが、より身心が引き締まり坐禅に集中できるものです。

己事究明、無心になり頭も心も空っぽになります。

寒熱の　地獄に通う　茶柄杓も　心無ければ　苦しみもなし

この千利休の言葉は、禅の修行僧に喩えて激励の言葉として大切にされています。

無心になろうと思ってなるものではなく、いつの間にか無心になっているのでしょう。

本日も、少しの時間でしたが皆さんと無心に、静かで穏やかな坐禅の時間を過ごせました。