ホーム > 一行三昧~足利ZEN~ > 坐禅会 > 涅槃図とともに坐禅
2022.02.13
涅槃図とともに坐禅
本日は2月2回目の坐禅会でした。
本日は善男善女4名ご参加くださいました。
常連の御三方、ならびに初参加の女性お一人が早朝6時よりご参加くださいました。
明後日15日は釈迦入滅(お亡くなりになられた)の涅槃会(ねはんえ)で御座いますので、この時期には涅槃図を本堂にお掛けしております。
ご参加の方々も、福厳寺寺宝の涅槃図と共にに坐禅に励まれておられました。
釈尊は入滅されるの前に最後の説法として『遺教經(ゆいきょうぎょう)』を遺されました。
そのお経で説かれる重要な教えに、「禅定」があります。
仏弟子たるもの、心静かに瞑想し,真理を観察しなければなりません。
この禅定によって身心ともに動揺することがなくなり,安定した状態へと至れるからであります。
坐禅会でも、この禅定を目指します。
まだ暗い6時から坐禅をしていると、今は2炷目の6時半頃になると朝陽が本堂に差し込んできます。
非常に神々しく清々しく感じます。
毎日昇る太陽にも、心静かに物事を観察することで気が付く有難さがあります。