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2024.02.02
八正道
今日は高校の授業がありました。
一年生は、お釈迦様が最初の説法「初転法輪」で説いた内容を学んでいます。
もう二月になったので三学期も期末テストの事を考えなければいけません。
前回は「四諦」を学びました。
四諦とは、お釈迦様が説いた四つの真理。
「苦諦」・・・この世は苦であるという真理。
「集諦」・・・苦しみには原因がありそれは自分の作り出す煩悩であるという真理。
「滅諦」・・・苦しみは消滅することが出来るという真理。
「道諦」・・・消滅させる方法があるという真理。それは「八正道」である。
本日は、重要な内容、「八正道」を学びました。もちろん三学期の試験にはバッチリ出そうと思います。
「八正道」とは、八からなる聖なる道の意です。苦滅に導く八つの正しい実践徳目。
1)正見(しょうけん)(正しい見解)。
2)正思(しょうし)(正しい思惟(しゆい))。
3)正語(しょうご)(正しい言葉)。
4)正業(しょうごう)(正しい行い)。
5)正命(しょうみょう)(正しい生活)。
6)正精進(しょうしょうじん)(正しい努力)。
7)正念(しょうねん)(正しい思念)。
8)正定(しょうじょう)(正しい精神統一)の八つを言います。
またこれは、苦楽の二辺(いたずらな苦行と欲楽にふけるという二つの極端)を離れた中道の具体的実践方法としても説かれています。
現在の私たちの生活でも、実践すべき「八正道」です。