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2022.08.18
令和四年 盂蘭盆会
今年も盂蘭盆会(うらぼんえ)、お盆の時期を迎えました。
八月十三日の迎え盆には、先祖や亡きご家族をお迎えに早朝から多くの参拝者がお越しになられておりました。
福厳寺はお施餓鬼法要がありませんが、お盆にはお盆の塔婆供養を多く受け付けます。
十三日の朝課では申し込みのあったお盆の塔婆供養で先祖供養・新盆供養をいたします。
本堂には、「うれしいお盆」という仏教詩人・坂村真民先生のお言葉をお掛けします。
今年のお盆は、比較的天候にも恵まれました。送り盆の十六日は非常に熱い一日となりましたが、御魂を墓地にお送りするために、老若男女ご家族皆様がお参り下さっておりました。
翌日の十七日は三年ぶりの灯籠流しも小雨の中無事に開催できました。
いまだ流行病は収まらず、世界情勢も不安が多い現状です。しかし、日本人が大切にしてきたお盆の風習と精神を忘れずに行っていくことで各自の心に平和の砦が構築されて穏やかな日々を過ごすことが出来るのでしょう。
また来年、会える日を。