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2024.02.15
涅槃会(ねはんえ)
本日2月15日はお釈迦様がお亡くなりになった日、涅槃会です。
朝課の際に、閑栖(前住職)と共にお釈迦様の遺徳を偲ぶ法要を致しました。
日本ではお釈迦様の誕生を祝う降誕会(花祭り)は4月8日です。
お釈迦様は29歳でこの世の真理を求めて出家し、12月8日、35歳で悟りを得て(成道会)、その後45年間教えを説き続けました。
そして2月15日、80歳で亡くなられたのです。
涅槃(ねはん)とは、煩悩の火が吹き消された状態の安らぎをいい、悟りの境地を指します。
お悟りを開かれたお釈迦様でしたが、自身の死をもて究極の静まりに入られたのでした。
これを入滅(にゅうめつ)、寂滅、円寂とも訳します。
一昨日から、ホームページを見て下さった方もお参りにお越し下さっておりました。
ご本尊様、涅槃図をお参り頂き、お釈迦様の教えに触れてみてください。