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2023.01.08
1月 坐禅会 壱
本日、今年最初の坐禅会が早朝6時より本堂にてございました。
風も強い早朝からお二人の方がご参加下さりました。
ゆっくりと坐禅に集中できる時間でした。
坐禅会の初めには、般若心経の読経・本尊回向をいたします。
ここ数回続けてご参加くださる方から、回向の文章についてご質問をいただきましたので、坐禅会でお唱えしている回向文を掲載いたします。
般若心経 引続きの本尊略回向文
「仰ぎ惟みれば三宝ことごとく証智を賜りたまえ。上来、謹んで般若心経を諷誦す。
集むる所の功徳は南無本師釈迦如来、真如実際に回向し、無上の仏果菩提を荘厳し奉る。
伏して願わくは、上、四恩に報い、下、三有をたすけ、法界の群生と同じく種智を円かにせんことを。
十方三世一切の諸仏、諸尊菩薩摩訶薩、摩訶般若波羅蜜」
(意訳)
仰ぎ敬い、心を込めて願うことには、仏・法・僧の三宝は、あまねく全てに対して、その証をはっきりおと知らせて下さいますようお願い申し上げます。
ここで、般若心経を読経いたしました。この読経による果報はご本尊釈迦如来の真実究極の悟りを、振り向けさせて頂き、この上ない尊い仏陀のお悟りを只今厳かに飾りまして、上に向かってはあらゆる恩に報いて、下に向かっては生きとしいけるのも全てを救い、あらゆる世界の一切の生きとし生ける者と同様に、
仏陀の果報を完全に得られますように。
あらゆる諸仏、諸菩薩、大いなる修行者たちの一切の知恵の成就を祈ります。