建長寺僧堂 遠鉢修行のお知らせ。
投稿日:2018年03月01日
本年3月26日から3月31日にかけて建長寺僧堂(専門修行道場)より足利・佐野地区へ修行僧が遠鉢(鎌倉から離れ遠方での托鉢修行)に来ることとなりました。前回は平成13年でしたので17年ぶりです。
福厳寺が属している臨済宗では住職になるためには、3年以上の僧堂での厳しい修行が課せられています。生活の規則は厳しく決められており、午前3時に起床し、読経、坐禅、禅問答を行い、日中は作務(掃除・畑仕事など)、托鉢をし、夕方からはまた読経、禅問答、坐禅があり、就寝は11時から12時ぐらいになります。
このような厳しい修行の一つに托鉢があります。托鉢は修行であり、いただいたお金や食物で修行僧の生活の糧とし、僧堂の維持に充てる大切なものです。そして、年に2回、鎌倉を離れ末寺を拠点に托鉢をしております。
本来でしたら皆様の家に赴き読経すべきですが、時間の制約があり、かないません。
お伺いするのは福厳寺周辺の一部の地域に限られてしまいます。その為、本堂において総檀家先祖供養を執り行います。ご参加をお待ちしております。(15分程度です)
福厳寺地区の日程は下記の通りです。
3月26日(月)早朝、鎌倉建長寺専門道場発。午前中は華厳寺様(朝倉地区)を托鉢
午後1時~2時まで 福厳寺周辺を托鉢
午後2時頃より 福厳寺本堂にて総檀家先祖供養(15分程度)
午後3時~ 浄林寺様へ
午後2時頃から修行僧8名と福厳寺本堂で総檀家供養の読経を致します。お時間がある方はお越しください。
なお、ご自宅へ修行僧が托鉢に来たときは、百円程度で結構ですので、御喜捨をお願い いたします。
不明な点などございましたら、寺へお問い合わせください。